交代制勤務

看護師の求人サイトに多くの求人情報が出ている状況をみると、どうやら、どの現場も人手不足のようだなという気配がしますと話してくれたのは、看護師をめざす学生さんでした。医療や介護の現場に、新卒生などが、社会人として、一歩踏み入れたとたん、医療や介護現場の現実を目の当たりにして、混乱しているようだと溢すベテラン職員さんもいます。そのような現場の状況に、政府が打ち出した「働き方改革」はどのような処方箋となるのでしょうか?

そもそも、医師や看護師が働く医療の現場では、「働き方改革」を実行する難しさが顕著に目立つと言われてきました。では、いったい、医療現場のどのような点が、そのような困難を生んでいるのでしょうか?

色んな求人情報を見る限りですと、働きやすいアットホームな環境ですといった文句や、子育て世代のママさん看護師が活躍していますなどのフレーズで迎え入れています。働き方改革なんて必要がないのではないかと感じるような、求人サイトのキャッチフレーズばかりです。

日本看護協会では、2018年9月 看護師の交代制勤務に関して発表を行いました。
●1勤務8時間の【3交代勤務】は、夜勤を就き8回以内とする。
●終業時刻から始業時刻の勤務間インターバルは11時間以上とする。
これらの協会からの提言は、政府の「働き方改革」を受けて発表されました。

365日24時間、患者さんの受け入れや、見守りを行う病院側の対策は、今後、医療の現場で働く、医師や看護師の働き方にどのような影響を与えるのと思いますか?

最近のニュースでは、24時間営業していた大手コンビニエンスストアのチェーン店の経営者が、その限界を訴え始め、営業時間の見直しが日本各地で行われる動きがみられています。医療の現場には、人手不足などを理由に、簡単にはシフトの穴を開ける事ができません。看護師が夜勤の勤務を行う為に、外来の診察時間を短縮するといった取り組みは、本来の病院としての在り方を、抜本的におかしな体制にしてしまい兼ねません。医療の現場の働き方改革は、一筋縄にはいかない様子です。